私たちは事業活動を通じて、顧客満足の向上および地球と地域社会に優しい環境づくりを技術的経済的に可能な範囲で推進します。品質および環境マネジメントシステムを活用し、全員参加による継続的な改善活動の推進に取り組みます。
積水化学グループの「CS品質経営方針・品質基本方針」に基づき、「モノの品質」「人の品質」「仕組みの品質」の磨き上げを積極的に取り組み、品質マネジメントのグローバル連携を向上させて、「お客様の期待に応える価値の提供」の実現を目指します。
当社は以下の取り組みを通じて法規制に基づく規制物質を「入れない、使わない、出さない」をモットーとし、製品含有化学物質管理を確実にする。
紛争鉱物について
積水化学グループでは、アメリカのドッド・フランク法に連動して、コンゴ民主共和国およびその周辺国の現地武装勢力による非人道的行為に関わる紛争鉱物(金(Au)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、錫(Sn))の排除に努めます。商流調査の中で、懸念のある鉱物であることが判明した場合は、責任ある調達を推進するために、お取引先と協働して適切な措置を行っていきます。
背景
2010年7月、ドッド・フランク法(米国金融規制改革法案)が成立し、2012年8月22日に実施規則が採択されました。この法案はコンゴ民主共和国とその周辺国で現地武装勢力が地域住民に対し暴行、児童労働などの非人道的な犯罪行為を働き、重大な人権侵害、および環境破壊を引き起こしていると伝えられ、大きな国際問題となっていることを背景に成立しています。
とくに現地で生産される鉱物には、金(Au)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、および錫(Sn)という電気・電子産業や自動車産業にとって不可欠な希少金属が含まれており、これらの鉱物、いわゆる紛争鉱物の取引が現地武装勢力の直接的、間接的な資金源となることが懸念されています。
積水化学工業(株)は、米国証券取引委員会(SEC)登録企業ではないため、紛争鉱物の使用についての開示義務はございませんが、サプライチェーン全体にわたって紛争鉱物使用の状況の調査を実施いたします。